喜ぶ顔が見たいアイデアがある

アイデアと思いつきの違いを知っていますか?

「思いつき」は到着点が曖昧

あるイベントを実施するコトになったとします。では、イベントで何をしますか?会議に集まった人たちは言いました。
「今、他でやっている面白いイベントをここでしよう」
「私のお店のコーヒーをみんなに無料で配りましょう」
「年寄りが多いから野菜を売ろう」
これは、「思いつき」なのです。
そこに意味や目的、関わる人のメリット、結果生み出すものがありません。他人事目線で思いついてるにすぎないのです。

「思いつき」にも意味はとてもあります。

もちろん「思いつき」はすごく必要なコトです。けれどそれは「素材」にすぎません。人に見せる前の段階なのです。
例えば…コーヒーを無料で配ります。に意味をもたせます。寒い時期に滞在時間を増やすために温かいコーヒーを。コーヒー紙コップにオリジナルラベルをデザインして、それ自体を演劇チケットにしましょう。少し進みましたね。

これがアイデアのスタート地点なのです。

アイデアが始まると連鎖する仕組みを考える

人がコーヒーをもらい、そのラベルを見ます。そこでチケットだと気づきます。
その後に人が動く衝動にかられるよう今ある場所から誘導させるポスターやさらなるイベントを仕掛けます。
目的地についたら今度は、子どもたちに無料で可愛い袋を上げます。その袋は近くのお店を持って合言葉を言うと、お菓子がもらえます。
ひとつの仕掛けで連鎖が起きる仕組みになっていますね。これがアイデアの段階に来たのです。温かいコーヒーを飲める、演劇を見れる、袋で子どもに親を動かせる、お店で商品を売る。
メリットが出ますよね。これが人に話せる段階のアイデアなのです。

おわりに

連鎖するアイデアと考えると面白いでしょ?
自分が考えた思いつきが発想に発想を重ねて、アイデアとして提案し動く。
そこに人が集まり、喜ぶ顔がある。
「ありがとう」「楽しかったよ」
その言葉を聞けるように、アイデアを作ってみてはいかがですか?

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と言うコトで、アイデアを任せたい事や、一緒にアイデアをつくろう!って時にはエムズクラフトへ(笑)