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コロナウィルスはマスクをしても防げない!?

昨年12月、中華人民共和国湖北省武漢市で、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の発生が報告されて以来、日本をはじめとして世界各地から報告が続いています。2020年2月25日現在、日本国内だけでも147名もの新型コロナウィルスの感染者が確認されており、世界全体では78985人もの感染者が確認されています。世界中で有効な治療薬の研究が行われていますが、完治を可能とする治療薬はありません。また、日本国内では海外と比べて国による対策が遅れていると言われており、個人単位で効果的な予防策をとることが求められています。 今回は現段階で効果的な新型コロナウィルス対策をご紹介していきます。

■コロナウィルスとは?

そもそもコロナウィルスとはウィルス性の風邪の一種 です。

発熱 やのどの痛み 、咳が長引く(1週間前後) が多く、強い倦怠感 を訴える人が多いことが特徴です。感染から発症までの潜伏期間は1日から12.5日程度 といわれています。

昨年末から世界中で問題となっている新型コロナウイルス(COVID-19) は、過去にも世界で猛威をふるったSARS(重症急性呼吸器症候群) やMERS(中東呼吸器症候群) と同じく多くの臓器に広がって様々な症状を引き起こします。

新型コロナウイルスは致死率こそSARSの5分の1程度と言われていますが、感染拡大のスピードが非常に早く、世界全体での死者数はSARSを上回っています。

感染経路も飛沫感染と接触感染により感染する と言われており、本来であれば国が感染者の隔離などの施策を行い感染の拡大を防ぐことで重篤患者を少しでも減らすことが可能となるのですが、日本は世界各国に比べ対策が出遅れており、世界各国から日本政府の対応を疑問視する声も少なくありません。

また、新型コロナウィルスに関する情報も間違った情報が錯綜しており二次的な問題も頻発しています。一人一人がしっかりとした知識を持つことが、現状は最も大切でああると言えますね。

■コロナウィルスへの不安から起きる問題

昨年の12月に武漢市で新型コロナウィルスが確認された際に、まさか世界中にこれほどまでのスピードで感染が拡大するなど誰が想像できたでしょうか?一部の医療関係者を除いてこのような事態は誰にも予想できなかったはずです。そんな予想外の事態に直面し、世界各国で二次的な問題が発生しつつあります。

●中国人女性がイギリスで暴行を受ける

2月9日、イギリスの地元メディアが伝えたニュースによると中国人の女性が「コロナウィルスと一緒に家に帰れ」などと差別的な発言を受け、それを庇った女性が殴られ一時意識を失うという痛ましい事件が起こりました。地元メディアによるとイギリスでは各地で新型コロナウィルスを巡る暴行事件が発生しているとのことです。

●クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」対応の医師らに非難の声

日本国内でも新型コロナウイルスの集団感染が起きたクルーズ船で医療活動に従事した医師や看護師が、職場に戻った後、復帰した職場で「バイ菌」扱いされたという事案が報告されました。また、従事した医師や看護師が子供の保育園などから登園の自粛を求められた、現場で活動したことへの「謝罪」を職場の管理者から求められたなど、「信じがたい不当な扱い」が報告されているとして、日本災害医学会は声明を出し、「強く抗議」するとともに、「偏見や先入観に基づく批判は決して許されない」 として改善を求めた声明を発表したというニュースも報道されました。

中国人というだけで暴行を受けたり、我が身を顧みずクルーズ船への医療活動に従事した方々を非難するなど決して許されることではありません。

ですが、そういった出来事は新型コロナウィルスに対する知識や予防策をしっかりと備えておくことで、少しでも改善できるのではないかと考えます。

■マスクをすることでは新型コロナウィルスは防げない!?

新型コロナウィルスが日本国内でも確認されてからというもの、コンビニやドラッグストアなど身近な場所でマスクを見かけることはすっかりなくなってしまいました。

供給が追い付いていないのはもちろんですが、今回の騒動に便乗し、マスクを買占め高額で転売 するなど、そういった人達が一定数いることでそのような現状になっているのも事実です。

ではそのマスクは新型ウィルスに対して一体どれほどの予防効果があるのでしょうか?

答えは 明確にはわからない  です。

WHO(世界保健機関) やCDC(アメリカ疾病対策センター) 、日本の首相官邸 がマスクを着用することで得られる予防効果に対して声明を出していますが、足並みは揃っていません。

 

それは新型コロナウィルスの感染経路が飛沫感染だけでなく接触感染による感染もある からなのですが、少なくとも予防という観点ではなく他人に新型コロナウィルスをうつさないという意味ではマスクは非常に効果がある と言われています。

日本国内では各企業が時差出勤やテレワークなどを開始し始めましたが、東京都内では朝の通勤ラッシュ時の満員電車が未だに解消されているわけではありません。また、アーティストのコンサートなどは主催者都合で開催されることもまだ多いのが現状です。それだけ人が密集する機会が多い中で、潜在的にコロナウィルスを持つ人がマスクをせずに咳をした場合の周囲の人が感染する確率はマスクをしている場合と比べて格段に上がる と言われています。

新型コロナウィルスの潜伏期間は2週間近く もあり、一度の検査で陰性であっても2度目の検査で陽性と診断 されるなど、果たして自分が感染しているかどうかといった自己判断が非常に難しいのが厄介なところです。

ですから、症状の有無に関わらず、人にうつさないという意味ではマスクは非常に有効な手段 なんですね。

新型コロナウィルスに対しての有効な治療薬の開発がまだ先である以上、せめてマスクだけでもしっかりと確保できるような状況が来ることをただただ祈るばかりです。

■こんな人は要注意!

新型コロナウィルスの感染スピードは非常に問題ですが、致死率は1~2% 、中国を除いた致死率は0,2%程度 と低いですが、以下のような方は重症化しやすいため、人一倍予防策をしっかりととり感染のリスクを少しでも減らしてください。

 

●高齢者  ●糖尿病 ●心不全、呼吸器疾患(COPD 等)の基礎疾患がある方

●透析を受けている方  ●免疫抑制剤や抗がん剤等を用いている方